シドニーfcに勝利した川崎イレブン。決勝トーナメント進出はならなかった=5月21日、シドニーで(共同) 何だか、がっかり。日本で最強を誇るチームがアジアに出て行くと、まるで力を発揮できないでいる。 いま一度、昨季を思い出すと、2位広島に勝ち点12差をつけ、最多勝利、最多得点、最少失点、最多得失点差の「4冠」のおまけまで付けたjリーグの覇者です。それも2連覇です。 そうなれば、次はフロンターレのサポーターだけでなく、サッカーファンの多くが「日本で一番強いチームがアジアを制覇する」ことを期待します。クラブの目標もそこにありました。 それが…。5月21日、アジア・チャンピオンズリーグ(acl)での1次リーグ敗退が決まりました。出だしのつまずきをばん回できないままに。初戦の上海上港とは89分にpkを献上して0-1の敗戦。第3戦の蔚山現代には追加タイムの91分にゴールを許して0-1。これが最後まで響き、勝ち点1差でベスト16進出を逃したのです。 十分に分かっていたはずです。鬼木達監督(45)就任1年目の2017年、aclでベスト8に。1次リーグで第1戦から4試合連続引き分けた勝負への執念が最後にものをいいました。翌18年は2連敗で始まり、意気消沈したのかその後も振るわず3分け3敗に終わったのでした。 スタートがいかに大事かを身をもって知る監督と選手たち。それでも同じ轍(てつ)を踏むことになってしまいました。何とも悔しいことです。aclでの戦績は、ベスト8が3度、ベスト16が1度、1次リーグ敗退が3度です。ここに「優勝」の文字が加わるのは…。 jリーグでは徐々に本来の姿を取り戻しています。もっとも開幕からしばらくは等々力競技場でなかなか勝てず、ホーム初白星が5戦目の湘南戦というもたつきはありました。その後も主力のdf奈良竜樹(25)、車屋紳太郎(27)やmf中村憲剛(38)、家長昭博(32)、守田英正(24)らが負傷などで戦列を離れる時期がありました。 その間に、川崎ユースで育ち阪南大を経て入団2年目のmf脇坂泰斗(23)や同じくユース出身で3年目のmf田中碧(あお)(20)といった若手が自分の持ち味を発揮し、はつらつとプレーしているのは新しい発見です。 苦しいやりくりの中で第5節から7勝3分けと負け知らず。首位・fc東京とは勝ち点6差の二位に。主力たちも復帰してきています。楽しませてもらいましょう。(スポーツライター) ◆市が市民2000人招待 来月27日対大分戦 川崎市は、サッカーj1川崎フロンターレが7月27日に等々力陸上競技場(中原区)で行うリーグ戦に、市民1000組計2000人を無料招待する。申し込みは6月15日締め切り。試合は市制記念試合として行われ、対戦相手は大分トリニータ。上位チーム同士の好カードになりそうだ。 市市民スポーツ室によると、市制記念試合への市民招待は2004年に始まり、今回で16回目。過去5年間は毎年定員を超える応募があり、v・ファーレン長崎と対戦した昨年は約2.7倍の倍率だった。ただ、1.7倍程度にとどまった年もあり、担当者は「どれくらいの応募があるかは読めない」と話した。 応募多数の場合は抽選となる。市内在住の人に限り、中学生以下は保護者の同伴が必要。希望者は往復はがきで申し込む。問い合わせは川崎市市民スポーツ室=電044(200)2245=へ。 (大平樹) 関連キーワード 神奈川 logo-en-hatena logo-en-twitter logo-en-facebook logo-en-line 関連記事ピックアップ「絶対隠す」と決めた過去、ありのままに語り厚労省に採用…施設で育った女性「少しでもいいことに」社会(2022年1月4日)窪塚洋介さんが築いた離婚後の家族の形 子どもを尊重…今の妻も前の妻も一緒に精子取引トラブルで訴訟「京大卒独身日本人と言ったのに…経歴全部ウソ」精子提供者を女性が提訴 全国初か社会(2021年12月27日)ジブリ美術館をコロナ禍が直撃 来館者は7分の1、大幅赤字に… 思い出のある人たちがふるさと納税で続々支援小池都知事が本紙に語った危機感「駐車場にコンセントさえない」、コロナ「敵が入れ替わった」社会(2021年12月29日)「感染者、あっという間に倍」尾身会長が危機感 高齢者の3回目接種が最優先課題社会(2022年1月7日)蓄膿症の原因は鼻じゃない?蓄膿症に効く日本唯一の処方とはad(源平製薬)「黒酢の21倍」耳鳴り世代が号泣の裏ワザとはad(アイリンクス)recommended by
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